HPVワクチン~4価と9価どっちがいいの?

HPVワクチンとは、子宮頸癌を起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するワクチンです。
HPVには多くの型があり、そのうち4種類のHPVの感染を予防できる4価ワクチンと、9種類のHPVに対応した9価ワクチンがあります。
HPVワクチンは、合計3回の接種が必要です。

9価ワクチン(シルガード9)

 9価ワクチンも定期接種の対象になっています 

  • 2023年4月から、9価ワクチンも定期接種の対象になりました。
    4価ワクチンでカバーする4種類に加え、さらに5種類のHPVをカバーしており、子宮頸癌の9割弱を予防できます。
  • 東京23区にお住まいで、対象年齢(小6~高1の女子)の方は、無料で接種できます。
    区から送付された予診票を持参してください。
  • 接種機会を逃した17歳~25歳までの方も、キャッチアップ接種の予診票があれば、無料で接種できます。
    予診票のない方は、お住まいの区役所にお問い合わせください。
  • 自費での接種も可能です。
    費用は1回あたり33,000円(税込)、合計3回の接種が必要ですので、あわせて99,000円(税込)になります。

 4価ワクチンでも十分な効果があります 

  • 子宮頸癌の約7割の原因となるウイルスをカバーしています。
    子宮頸癌の7割は、HPV 16型と18型が原因です。この2種類のHPVは、癌化のスピードが速いため、妊娠可能年齢の女性の子宮頸癌に限れば、HPV 16型と18型が占める割合はさらに高くなります。4価ワクチン・9価ワクチンの両方とも、この2種類のHPVに効果があります。
  • 自費になりますが、男児に接種することもできます。
    費用は1回あたり18,000円(税込)、合計3回の接種が必要ですので、あわせて54,000円(税込)になります。

 今から定期接種を受けるなら、9価ワクチンを接種しましょう 

  • より効果の高い、9価ワクチンを接種しましょう
    十分な効果を得るためには、性交渉を経験する前に接種することが肝要です
  • 4価ワクチンを接種済みの方に、9価ワクチンを後で追加接種することもできます
    4価ワクチンを規定どおり3回接種した後、改めて9価ワクチンを規定回数(3回)接種した場合、特に有害とはならず、また98%以上の人で9種類のHPV型すべてに対する十分な抗体が得られることが分かっています。

忙しい方に朗報!
シルガード9は、予約なしで接種できます!

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HPVワクチンについて、詳しく知りたい方へ

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