HPVワクチン~4価と9価どっちがいいの?
HPVワクチンとは、子宮頸癌を起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するワクチンです。
HPVには多くの型があり、そのうち4種類のHPVの感染を予防できる4価ワクチンと、9種類のHPVに対応した9価ワクチンがあります。
HPVワクチンは、合計3回の接種が必要です。

4価ワクチンは定期接種の対象です
- 東京23区にお住まいで、対象年齢(小6~高1の女子)の方は、無料で接種できます。
対象年齢の方には、4月以降、区役所から接種券が届きます。 - 子宮頸癌の約7割の原因となるウイルスをカバーしています。
性交渉を始める年齢に達する前に4価ワクチンを接種すれば、子宮頸癌の多くが予防できます。

9価ワクチンは自費で接種できます
- より多くのHPVウイルス型をカバーするワクチンです。
4価ワクチンでカバーする4種類に加え、さらに5種類のHPVをカバーしています。
4価ワクチンより費用が高くなりますが、子宮頸癌の9割弱を予防できるようになります。
費用は1回あたり30,000円(税込)、合計3回の接種が必要ですので、あわせて90,000円(税込)になります。

無料で打てる年齢のうちに4価ワクチンを接種しましょう
- どちらを打つか悩まれる場合、無料で接種できる年齢なら、まずは4価ワクチンを接種することをおすすめします
- 4価ワクチンで、子宮頸癌の7割を占めるHPVの感染が予防できます
子宮頸癌の7割は、HPV 16型と18型が原因です。この2種類のHPVは、癌化のスピードが速いため、妊娠可能年齢の女性の子宮頸癌に限れば、HPV 16型と18型が占める割合はさらに高くなります。4価ワクチン・9価ワクチンの両方とも、この2種類のHPVに効果があります。 - 十分な効果を得るためには、性交渉を経験する前に接種することが肝要です
9価ワクチンが定期接種として無料で接種できるようになる時期は未定です。
4価ワクチンを接種しないで9価ワクチンの無料化を待つのは得策ではありません。 - 9価ワクチンは後で追加で接種してもOKです
4価ワクチンを規定どおり3回接種した後、改めて9価ワクチンを規定回数(3回)接種した場合、特に有害とはならず、また98%以上の人で9種類のHPV型すべてに対する十分な抗体が得られることが分かっています。 - 費用が問題なければ9価を接種しましょう
世界的には今や9価が標準になっています。
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