診療に使う医療機器(緊急対応) 2021.11.3 当院に備え付けてある、緊急対応用の医療機器をご紹介します。 地域の皆様に安心していただけるよう、緊急時の蘇生処置ができるようにしてあります。子どもにも対応しています。 自動体外式除細動器(AED) 心室細動(心臓がけいれんして体に血液を送り出せなくなる状態)になったときに、電気ショックを与えて心臓のリズムを正常に戻す(除細動する)機械です。駅・学校などの公共施設や、マンションの玄関などで見たことがある方もいらっしゃるかと思います。 心室細動で倒れた人には、一刻も早く除細動することが、救命率を上げる鍵です。地域の皆様の安心につながればと思います。もちろん、小児にも対応しています。 バッグバルブマスク 呼吸が止まってしまった場合に、口から空気を送り込んで、人工呼吸をさせるための医療機器です。アンビューバッグとか、蘇生バッグとも呼ばれています。 「心肺停止」になってしまう原因は、おとなの場合は心臓の問題、つまり心室細動が圧倒的に多く、AEDが大活躍します。しかし、子どもの場合は、肺、つまり呼吸の問題が多いことがわかっています。したがって子どもの患者さんへの緊急対応には、人工呼吸が必要不可欠で、バッグバルブマスクの出番となります。 万が一の緊急時に、地域の子どもの生命を守れるよう、準備をいたしました。 酸素ボンベ 小型の酸素ボンベ(500リットル)です。 上で紹介したバッグバルブマスクと組み合わせて、緊急時の対応に使います。また、喘息発作などの治療にも役立ちます。 院内の様子 受付、待合室、診察室の様子を写真でご覧いただけます。 院内の様子 キッズスペースの様子を詳しくご紹介しています。 キッズスペースを大公開! 他の医療機器の説明もごらん下さい。 診療に使う医療機器(小児科/こども) 診療に使う医療機器(心臓に関するもの)