新型コロナウイルスワクチン接種

当院での新型コロナウイルスワクチン接種は終了しました。

 子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種 

  • 子どもへの新型コロナワクチンの有効性が確認されています。
    オミクロン株の感染予防効果は31%、発症予防効果は51%、入院予防効果は68%です(日本小児科学会)。
    6ヶ月~4歳の乳幼児用ワクチンについても、70%程度のオミクロン株の発症予防効果が認められています(日本小児科学会)。
    新型コロナウイルス感染症で小児に使用できる特効薬がないことを考えると、予防接種の意義は明らかです。
  • 子どもへのワクチン接種の副反応の危険より、利点の方が大きいです。
    子どもの副反応発生頻度は、0.005%未満でした。
    重篤な副反応である心筋炎・心膜炎は100万回接種当たり2.6件(0.00026%)でした(日本小児科学会)。
    6ヶ月~4歳の乳幼児ワクチンについても、副反応のほとんどは軽微なものであり、心筋炎の報告はありません(日本小児科学会)。
    接種当日は激しい運動は避け、また接種後数日以内に胸痛・息切れ・動悸などの症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。
    なお、新型コロナウイルスに感染しても、心筋炎・心膜炎を起こすことがあり、そのリスクはワクチン接種による心筋炎・心膜炎を大きく上回ります(オミクロン株以前の米国CDCの報告で約0.13%)。
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