小学校入学前の予防接種

 MRワクチンの2回目の接種を忘れずに 

  • 保育園、幼稚園の年長さんであれば、定期接種として、無料で予防接種が受けられます。
  • MRワクチンは非常に重要なワクチンです。年長さんになったらなるべく早く接種しましょう。
    麻疹は万が一発症すると、子どもであってもおとなであっても重症となりうる可能性があり、しかも感染力が強い病気です。発症を阻止するだけの十分な抗体価をつけておく必要があります。
    風疹は妊娠中に感染すると、胎児に先天風疹症候群という病気を起こします。社会全体で赤ちゃんを守るため、感染そのものを阻止するだけの十分な抗体価を多くの人がつけておく必要があります。

 任意接種の3つのワクチンもおすすめします! 

  • 任意接種ですが、おたふくかぜ(ムンプス)ワクチン、三種混合ワクチン、不活化ポリオワクチンの3つも接種をおすすめします。
  • おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンは、1歳時に接種した方が多いと思いますが、確実な免疫をつけるために小学校入学前に2回目の接種をすることが世界的には標準となっています。
  • 三種混合ワクチンは、主に、百日咳の予防の目的で接種することがすすめられます。
    赤ちゃんの時に接種した四種混合ワクチンで得られた百日咳に対する抗体は、小学校入学前に低下してきています。小学校入学前に三種混合ワクチンを接種することで、百日咳に対する抗体を上げておくと安心です。
  • 不活化ポリオワクチンの接種で、ポリオへの感染予防効果を高めることができます。
    不活化ポリオワクチンは、2012年まで使われていた生ワクチンより安全性の高いものですが、効果は少し劣ります。まだまだ世界にはポリオが蔓延している地域があります。小学校入学前に不活化ポリオワクチンを追加接種することで、予防効果を確実にすることができます。
  • 任意接種の料金については、予防接種料金表をご覧ください。

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